ブランディングデザインの進め方【まとめ】
共感で価値を伝える!
ブランディングデザイナーのアミです。
「ブランディングデザイン」って、どんなことをするのかわからない!
という方のために、具体的にどのようなプロセスを経て進めていくのかまとめてみました。
参考にしていただけると嬉しいです^^
目次
1.現状を理解・共有する
「どうやって、ちゃんと伝わるように、考えていることや仕事について理解してくれるの?」
そうですよね、ちゃんと気持ちをわかった上で進めてくれるのかどうかって、とても気になるポイントだと思います。
私はまず、皆さんのお話をたくさんお聞きします!
- どんな想いを持っている?
- それはどんなきっかけから想うようになった?
- 今のお仕事はどんなことをされてるの?
- 今抱えているお悩みや違和感は?
- どう解決されたら嬉しい?
- …
などなど。
私は色々な方の「起業ヒストリー」とかを聞くことが大好きなので、「ヒアリング」というよりおしゃべりをしているような気持ちで色々と聞いてしまいます。
中には、
「自慢話を聞いてもらってるみたいでうれしい!」
と言ってくださる方もいらっしゃって、私も嬉しいなあ〜と思いました^^
2.強みや価値観を見つける
強みの見つけかた
自分で言うのもなんですが、私は人の強みを見つけるのが得意な方だと思っています。
話している雰囲気とか、やりとりの感じとか、それからどんな考えを持っているのか…などなど、コミュニケーション全体を通じて感じ取ることが多いかと。
感じ取った「強み」を、皆さんにお伝えさせていただきます。
それから皆さんが気にしがちな「弱み」も、私の中で強みに変換してしまうことがあります。
もともと器が広いタイプの人間なのか、許容範囲が広めなのか、どんなタイプの方もあまり「拒否」することがないので、
「そういう考えの人もいるのね〜、視野が広がって楽しいや」
で全て受け止めることができます(笑)
(ですので安心してなんでも話してみてくださいね。)
価値観って大切です
そうそう、幼少期のことをお聞きすることもあります!
子どもの頃好きだったことって、今の好きなことのヒントになったりします。それからどんな人生を過ごしてきたかも今の「価値観」を知るために大切なんです。
「価値観」って大切で。
これを大切にしてあげると、自分が心地よい状態でまっすぐに生きることができます。
色々な方の生き方を知るのが好きで、お客様に対しては「どんな価値観を持っている人か知りたいな〜」と思っているので、探しながら会話することが多いです。
3.お客様の「心」を考える
企業さんや個人さんが「できること」と、お客様になる人の「欲しい」がうまく繋がるとお互いハッピーですよね。
そこで、求められているものをご提供できるよう、お客様になる人の心を考えます。
お客様はどんなことを望んでいるのだろう?
お客様になりきったつもりで、どんなことを望んだり不安に思ったりしているのか考えていくのです。
ここで深く共感して分析することで、最終的に「伝える」段階での訴求方法も思いつきやすくなります。
4.独自のポジションを見つける
もしあなたの会社と同業他社が同じようなアピールの仕方をしていたら?
市場が重なってしまうことで、売り上げ競争をしなければならないかもしれません。最悪の場合値下げ合戦という悲しい結果になってしまう場合も。
ですが、世の中には全く同じ会社も、全く同じ人もいません!
ですので、どんな同業他社がいるかをリサーチして
会社独自の「他とは違って良いところ」
を見つける必要があります。
ばちばちと火花を散らしてライバルを蹴落としあわなくても、 自社のいいところを活かしたままそれを望むお客さんに来てもらえるのです!
5.コンセプトとしてまとめる
①皆さんの強み、②「お客様」になる人の望み、③周囲と違うところの三つが見つかったら、それらを元に進むべき方向性を導きだします。
その方向性こそが「コンセプト」であり、企業の軸となるのです!
コンセプトに沿った事業を展開することで、行動の全てがその企業としての「ブランド」に育っていきます。
ただ毎回「こういう方向性でね」って話すのも面倒だし、一緒に働く人と共有したり自分で確認したりするにあたってわかりづらい。
そこで、方向性をシンプルな言葉にまとめて「コンセプト」としています。
その言葉(コンセプト)を、自分のお守りとして、 自分が輝ける軸として、 持っていてくれるといいかなと思うのです。
それから企業さんの場合は同時に「ミッション」も明確になると良いと思います。
「ミッション」とは「使命」であり、企業が社会においてどのような役割を果たすために存在しているかを表すものです。
仕事内容が、どんなことを成すことに繋がっているのか明確になるので、社員やチーム間でのモチベーションアップにもつながります。
6.色やカタチで表現する
コンセプトを元に、企業の「想い」や「価値」を目に見える形にしていきます。
文字で説明するよりもビジュアルを通して五感でキャッチしてもらう方が伝わるスピードが上がるので、「見える化」することは大切なことなんです。
流れとしては、
皆さんに必要なツール(ロゴやパンフレットなど)をご提案
↓
だいたいのツールを決定後、下書きをご提案
↓
デザイン制作へ進むと決定したツールを別途ご購入いただく
という流れをとらせていただいています。
企業さんによってどんなツールが適しているかが異なるので、「作って活用したい!」というものを無理のない範囲でご依頼いただけたらという想いからこのようなご提供をさせていただいています。
ビジュアルを効果的に仕上げることも大切ですが、皆さん自身が気にいるデザインに仕上がっているかどうかも大切にしています。
流行に左右されず、長年愛していただけるような制作物をご提供できたらと思っています。
いかがでしたか?以上がブランディングデザインサービスの流れになります。
まだまだわかりづらい部分があればご説明させていただきますので、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡くださいね。
サービスの内容についての詳細は、サービスページからご確認ください。
皆さんだけが持っている「価値」を見つけて、伝えていくお手伝いができるととっても嬉しく思います。